中古せどりとは





今回は、中古せどりのコツやメリット、注意点を解説します。
中古せどりは、新品せどりに比べると少し技術が必要ですが、やり方をしっかり学べば、その価格差はむしろ簡単に手に入ります。
ちなみに、新品と中古のどちらか一方に集中するのではなく、両方仕入れられるようになると仕入れの幅が広がり、儲けも増えるので、両方覚えることをおすすめします。
中古せどりで儲けるコツは商品の状態を見極めること
中古せどりで儲けるコツは「商品の状態を見極めること」です。
中古品は付属品の有無や外観の状態(キズやスレなど)によって価値が変わるため、適正価格で売るコツを身につければ大きく稼ぐことができます。
また、仕入れ店では状態が良くても格安で出品されている場合もあります。そのような商品を見つけることができれば、状態に応じて適正な価格で販売するだけで利益を得ることができます。
ブックオフで売られている中古ゲーム機などが良い例です。状態がよく、付属品がすべてそろっていても、1万円から2万円程度で買えることもあります。
普通の感覚を持っていれば、それが適正価格だと思うかもしれませんが、実はAmazonでは同じ商品の「非常に良い」のものが4万円前後で売られていることもあるのです。
要するに、お店が商品の状態を見て適正価格を設定できていないケースが多いのです。そのような商品の適正価格を見極めて、本来の価格でネット販売するだけで利益を上げることができるのです。
今回はゲーム機を例にしましたが、リサイクルショップにはこのような商品がたくさんあります。そのことに気づけば、リサイクルショップは宝の山だと思えるはずです。
中古品の適正価格の見極め方
中古品の適正価格を判断する最も手っ取り早い方法は、アマゾンに出品されている中古品をチェックすることです。
アマゾンに出品されている中古品には、それぞれコンディションの評価(ほぼ新品/非常に良い/良い/可)と、コンディションの詳細についての説明文が記載されています。
そのため、出品されている商品をチェックすることで、「この状態の商品がいくらで売れるのか」をある程度予測することができます。
メルカリとオークファンの併用
とはいえ、Amazonに出品しているストアすべてが、必ずしも適正な価格で出品できているとは限りません。
そこで、Amazon以外のプラットフォーム(メルカリやヤフーオークション)で価格をチェックすることで、価格設定の精度を高めることができます。
メルカリで価格を確認するには、メルカリのアプリで「売り切れ」の商品を検索するか、ヤフオクで過去の取引を確認するだけです。
メルカリやヤフーオークションで過去の取引を確認することで、Amazonと同じ状態の商品がいくらで売れそうかを知ることができます。
Amazonで調べた結果を参考に、適正価格を判断しましょう。
商品のコンディションを見極めることができれば、中古せどりで儲けることが容易になります
中古せどりならではのスキルは、商品の状態を見極める力です。これは新品せどりにはありません。
確かに、適正価格を判断できるようになるには、ある程度の経験を積み、スキルアップする必要がありますが、スキルさえ身につければ、儲けるのはずっと簡単になります。
面倒がらずに練習してしっかり身につけましょう。
中古せどりのメリット・デメリット
ここからは「中古せどり」のメリット・デメリットを解説していきます。ただし、参入障壁となるデメリットもありますので、実践するか否かを判断する際には、これらを頭に入れておく必要があります。
ただ、参入障壁とは、競合他社も参入しにくい障壁のことです。この障壁を乗り越えれば、より稼げる立場になることをご理解ください。
まず、メリットとデメリットを簡単にまとめてみましょう。それは以下の通りです。
中古せどりのメリット
価格差がつきやすい
価格競争に巻き込まれにくい
中古せどりのデメリット
古物商許可証が必要
返品・返金のリスクあり
最安値から離れすぎると売れるまでに時間がかかる
それぞれについて、以下に説明します。
メリット1 価格差がつきやすい
価格差は商品の状態に左右されるため、1点あたりの利益が大きくなりがちです。
1点あたり数千円、ものによっては1万円以上の利益が出ることも珍しくありません。
そのため、利益率は高い傾向にあります。効率よく増資できます。
一般的に物販ビジネスの利益率は高くても30%程度なので、より収益性の高いビジネスを展開したいのであれば、中古品をメインに扱うのも選択肢の一つです。
また、中古品の仕入れには中古販売業のスキルが必要なため、新品を仕入れるよりもライバルと競合しにくいというメリットもあります。
メリット2 価格競争が少ない
中古品は状態によって価格が決まるため、「最安値で売らなければならない」という概念がなく、価格競争に巻き込まれにくいです。
商品の価値を知っている人なら、最安値でなくても高く買ってくれるのが中古せどりのメリットです。
新品が多く出回って価格が下がれば影響を受けますが、中古が多ければ価格競争に巻き込まれにくい。
また、頻繁に価格調整をする必要がないため、出品後の手間が省けるというメリットもあります。
デメリット1 古物商許可証が必要
中古せどりの最大の障壁です。中古品を販売するには「資格」が必要です。中古せどりをし続けるためには、古物商許可証が必要です。
古物商許可証の取得には時間もお金もかかるので、ほとんどの初心者は後回しにして新品から始めます。
確かに、私も初心者の方には「新品から始めましょう」とよく言います。しかし、資金力があり、「せどりで儲けたい」という強い意志があるのであれば、、古物商許可を取得し、中古品の仕入れ販売も始めるのがベストな選択です。
デメリット2 返品・返金のリスクあり
中古品には、商品の欠陥や売り手と買い手の状態の相違(思ったより状態が悪いというクレーム)のリスクがあります。
これを防ぐためには検品作業が必要となり、時間と手間がかかります。
FBAを利用すれば、クレーム対応は基本的にAmazonに任せることができるので、それほど心配する必要はありません。また、適切な仕入れ、出品、発送を心がけていれば、このようなことはあまり起こらないでしょう。
ただし、中古せどりの場合、このようなトラブルはゼロではありませんので、デメリットとして挙げておきます。
デメリット3 最安値から離れすぎると売れるまでに時間がかかる
コンディション通りの価格設定であっても、最安値からあまりにもかけ離れた価格だと、売れるまでに時間がかかる場合があります。
それは最安値で買いたい人の割合が多いからです。
しかし、中古品の場合、商品の状態によって需要が異なるため、商品自体の回転率を考えると、売れるまでに時間がかかると考えてよいでしょう。
中古せどりの注意点
中古せどりでは最安値で比較しないことです。
何度もお伝えしている通り、中古品は状態に応じて価格をつける必要があるため、必ずしも最安値で売れるとは限りません。
アマゾンで売れることを前提に、仕入れ価格をアマゾンの最安値と比較しても意味がない場合がほとんどですのでご注意ください。
もちろん、状態の悪いものが最安値で売れるケースもありますが、すべてを最安値で比較してしまうと、利益の出る商品を見つけることが難しくなってしまいます。
まとめ
まとめると、中古せどりはきちんと実践すれば稼ぎやすい方法です。
古物商許可証が必要だったり、状態判断や価格設定のスキルが必要だったりと、実践するのが難しいイメージがあるかもしれませんが、それらのポイントをきちんとクリアすれば、むしろ稼ぎやすいと言えます。
ただし、中古品だけの仕入れにこだわらず、新品と中古品の両方を狙うことをおすすめします。
初心者はまず新品から始めて、慣れてきたら中古品を導入するのもいいかもしれません。
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